市議会師走会議 その2(市長日記R6.12.13)

更新日:2024年12月13日

令和6年12月13日

昨日に引き続き、12月11日、12日にあった市議会での質疑・提案について、主なものを紹介します。

 

○本多議員
SNSやYouTubeの情報発信の重要性が高まっている。
ローカルインフルエンサーとの連携、市民からのYouTubeの動画提供などの連携が必要だ。
~答弁~
Iwata-styleさん、KAZUYA.EDENさん等はフォロワー数が2万人を超えるローカルインフルエンサーとして活躍されている。
フォロワー数がそれほど多くなくても、丹波篠山市のことを熱心に取り上げていただく方や動画を作成・提供していただく方と連携を図りたい。

 

○桐村議員
不登校の子どもたちにとって、学校という場所に足を踏み入れることは難しく、学びの体験格差が大きくなっている。
子どもたちの権利や意見が尊重されるよう、全ての小・中学校に空き教室を活用した校内居場所(ワクワク教室)づくりを。
~答弁~
本年度から市内中学校5校と3つの小学校に「サポートルーム」を設置し、支援員を配置している。
来年度は増室を計画しているが、優先順位をつけて取り組んでいく。

 

○降矢議員
働きながら子育てしやすい丹波篠山を。保育園等の利用調整基準の透明化や公平な調整が求められるがどうか。
~答弁~
女性の活躍は必須。女性が活躍したり、能力を発揮できる生き方を応援する相談やセミナー支援をしている。また、安心して仕事ができるよう、延長保育、学童保育、ファミリーサポートセンターの事業に取り組んでいる。
保育所等の利用調整の基準については、ホームページに掲載して透明化を図るとともに、公平な判断を行うために、入所調整選考会議を行って入所決定をしている。

 

○渡辺議員
オープニングのプロジェクションマッピングなど国際博の実施にあたり、きちんとした費用や人員配置の計画が必要だ。
~答弁~
4月のオープニングでは篠山城跡を会場に能と現代アートが融合した丹波篠山ならではのプロジェクションマッピングを大々的に行い、全国にPRする。
1億円を超える費用が必要となるが、文化庁の補助金や企業版ふるさと納税などによりできるだけ市の支出を抑えるよう心掛ける。
200を超える地域や団体が参画され、「日本の美しい農村」を未来につなげるよう取り組む。

プロジェクションマッピング

 

○稲山議員
桜ビジョンの進捗状況と今後の方向はどうか。
~答弁~
検討委員会で熱心に取り組んでいただいている。
基本理念は「市民みんなでつくるオンリーワンのサクラの里」。
市内には1万本以上の桜があるが、どこも管理に課題がある。
ささやま桜協会を中心に、一体的に取り組み、桜守の人材育成、維持管理に関わるセミナー、整備する時の費用の補助などを検討している。
クラウドファンディングによる資金の確保や、宇土さくら図鑑のような取り組みも広げていく。

桜並木

 

○岡議員
視覚障がい者や外国人市民が情報を得やすいよう、音声コード読み上げソフト「ユニボイス」を提案する。
~答弁~
兵庫県内では12市町で導入されているが、活用されているのは、うち半分の市町で、個人情報にかかる書類であれば音声コードを生成するのに一人ひとり個別対応が必要なことや、音声コードの掲載箇所が分かるように切り欠きを開ける必要があるなど課題があるので検討する。
外国人については、本年10月に市役所に外国人市民相談窓口を開設したり、特に要望の多い「やさしい日本語」での情報伝達に取り組んでいる。

外国人市民相談窓口

 

○小畠議員
私は病気で入院を経験したが、医療従事者などのご努力のおかげでこのように議場に戻ることができた。健康の大切さを考え、健康寿命の延伸の取り組みをお願いする。
~答弁~
「お元気に回復され良かったです」(山下部長)
高齢者大学、学校教育、市広報、自治会、老人会、こども会などあらゆる機会で健康づくりに取り組む。
めざす姿は「健康!ふれあい!えがお!ひとりひとりが生き活きと元気で安心してくらせるまち」。