来週から「3高校の未来を考える会」を開催します!(市長日記R6.2.2)
令和6年2月2日
丹波篠山市には「篠山鳳鳴高校」「篠山産業高校」「篠山東雲高校」の県立3高校があります。それぞれ特色を有しているのですが、近年市外の高校へ進学する生徒もあり、定員割れを起こしているため、3高校を盛り上げようとしているところです。
このような中、令和4年3月に兵庫県教育委員会において、「県立高等学校教育改革第三次実施計画」が策定され、県立高校の発展的統合が進められることになりました。
基本的な方向性としては、少子化にあっても、多様で活力ある教育活動を維持するために
- 普通科・総合学科で1学年6~8学級
- 職業学科の単独校で1学年3学級以上
の望ましい規模となるよう、原則、発展的統合によりその規模を確保し、配置を検討するというものです。
そこで、市内3高校の将来の在り方について考える「市内高等学校在り方検討会」を設置しました。検討会では、各高校の同窓会やPTAの代表をはじめ、小・中学校校長会の代表やPTAの代表者、公募委員など、多くの方に参画いただきました。
市内高等学校在り方検討会の中間とりまとめでは、
●子どもたちから見て選択される高校は
- 自分に合った進学・就職先が選択でき、進学をめざした勉強や希望する仕事に就くための専門的な知識や技術を学ぶことができる
- 希望する部活動が充実し、選択できる
- 明るく、楽しい雰囲気がある
- 学校行事、制服、修学旅行先、他校との交流なども魅力
であること。
●望ましい適正な高校数は
- 現状の3校を維持することが理想的であるが、定員割れの状況や将来の子どもの状況、兵庫県教育委員会の高校教育改革方針からみて維持することは難しく、現実的ではない
- 統合を考えると、篠山鳳鳴高校と「篠山産業高校+篠山東雲高校」、「篠山鳳鳴高校+篠山産業高校」と篠山東雲高校の2校といった方法が考えられるが、2校にしたとしても、その何年か後には、今回と同様の問題が生じることが目に見えている
- 将来を見据えて3校の特色は残しつつ、3校を統合して新たな総合学校(県立高校)を設置し、いろいろなことが学べ、勉強・部活・ボランティア・地域活動もでき、活気があり、魅力ある学校をめざしていくべきである(多数意見)
- これに対し、同窓会は高校の発展を願い活動している。母校愛は強く、3校とも残していくべきである
という意見がありました。
以上をふまえ、2月6日から23日まで市内の5地域で3高校の未来を考える会を開催します。
市内高等学校在り方検討会の設置の経緯や検討会での意見を説明し、皆さんのご意見をお聞きします。
どうぞ、気軽にお越しください。
広報「丹波篠山」令和6年2月号 「~市内3高校の在り方について考えよう~「3高校の未来を考える会」を開催します」 (PDFファイル: 481.3KB)
開催日程
日 時 |
中学校区 |
会 場 |
2月6日(火曜日) 19時~ |
西紀中学校区 |
西紀老人福祉センター 健康教育ホール |
2月8日(木曜日) 19時~ |
丹南中学校区 |
丹南健康福祉センター 研修室 |
2月14日(水曜日) 19時~ |
今田中学校区 |
今田まちづくりセンター 集会室 |
2月16日(金曜日) 19時~ |
篠山東中学校区 |
城東公民館 第一研修室 |
2月23日(金・祝) 13時~ |
篠山中学校区 |
丹波篠山市民センター 催事場1.2. |
更新日:2024年02月02日