コンクリートの壁に涙!(市長日記R6.2.21)

更新日:2024年02月21日

令和6年2月21日

大芋の地域おこし協力隊員で市野々在住の加藤さん。

加藤さんのご家族のおかげで市野々集落では20年ぶりに赤ちゃんが誕生し、話題で湧きました。

 

その加藤さんが先日のこんにちは市長室に来られました。何かというと、

「市野々の美しい村を守っていきたいと取り組んできました。ところが、村から一望できるところの県道の脇で防壁工事が行われ、一面にコンクリート壁ができてしまいました。私は大変ショックを受けましたし、知人は泣いています。何とかもっと景観に配慮できませんか。」というものです。

 

調べてみると、これは県道の安全対策のため兵庫県が担当された工事で、お話の通りもっと工事に工夫ができないものかと思います。

 

私たちの丹波地域には「丹波の森構想」があり、自然や環境を大切にし、地域づくりをしようとしてきました。これは、35年も前に当時の貝原兵庫県知事が提唱されたものです。県職員は県内一律に同じようにされるのではなく、丹波の森構想に沿ったものが求められるのです。

 

後日、私が県民局訪問の際に、加藤さんと自治会長の澤山さんにも来ていただき、県民局長へお伝えいただきました。

 

工事前

 

 

工事後

工事後