柿スイーツレシピコンテスト(市長日記R6.2.27)

更新日:2024年02月27日

令和6年2月27日

丹波篠山市では、サルによる農作物被害がありますが、サルの生存を守りつつ、共生を目指しながら被害を防ごうとしています。サルメールによる位置情報、犬による追い払い、適正数の管理、電気柵など、工夫を凝らしています。

サルが人里に近づく原因の一つが「柿」です。

 

畑地区では、10年前から柿収穫イベント「さる×はた合戦」を開催、サルより先に柿を収穫することを目標に、参加者と一緒に柿の収穫を行い、サルの被害対策に取り組んでおられます。

 

また、篠山東雲高等学校は、さる×はた合戦で収穫した柿の一部を使い、商品開発に取り組んできました。令和5年度には、柿ジャム・柿ドライフルーツ・柿パウダーが商品化され、柿ジャムは丹波篠山市ふるさと納税の返礼品として出品されています。

 

今回、柿ジャム等の商品PRを目的に、柿スイーツレシピコンテストを開催しました。

応募のあった65のレシピから、一次審査を通過した6名がレシピに基づいて調理して審査しました。大福堂の小林信通さん、雪岡市郎兵衛の雪岡孝征さん等に審査をしていただきました。

 

最優秀賞には、今田小学校1年生の清水理叶(しみず りの)さんが考案した「つめたいかきたち」が選ばれました。柿ジャムを使ったアイスクリームで、小さい子や誰もが手軽に作れることを考えられたそうです。残念ながら清水理叶さんは体調不良でご欠席され、お母さんの清水綾乃さんが調理をされました。清水さんは感激、涙でした。

 

農業、獣がい対策にも力を入れながら、おいしいスイーツも開発され、よい取り組みとなりました。今年すぐに商品化されるかもしれないと期待しています。

 

参加者が調理している様子

 【最優秀賞】つめたいかきたち(清水理叶さん) 

 【奨励賞】ジャムと白あんのどらやき(倉田千鶴さん)

 【奨励賞】柿のシャリシャリチーズケーキ(江中麻美さん)

 【審査員特別賞】2種の柿ジャムと紅茶のふんわりムース(サクサク柿クッキー添え)(古林恵美さん) 

 【審査員特別賞】ほっぺたおちちゃった柿大福(チーム名:和菓大好き! 片浦一妃さん、太野垣香帆さん )

 【優秀賞】放置柿を大切に!ほっこりおいしい柿のパウンドケーキ(渕元優佳さん)