篠山城下町と世界の河原町通りにある小さな「書店」(市長日記R6.3.6)

更新日:2024年03月06日

令和6年3月6日

経済産業省は全国で減少する街の書店の支援に乗り出すと発表し、大臣直属の「書店振興プロジェクトチーム」を設置し、地域文化の重要拠点として書店に対する支援策を検討していくとされました。

 

これは全国市区町村のうち、地域に書店が1つもない無書店自治体が4分の1にのぼり、「いち中小企業の問題ではなく、日本人の教養を高め、国力を支える文化の根幹には地域の書店の存在があるのに、全国で激減している」からです。

 

そんな中、丹波篠山市には2店も昔ながらの本屋さんがあるのです。

 

まちなか(商店街)にある「小山書店」は、規模は縮小されましたが、多くの篠山人が慣れ親しんできた書店です。今は学習塾も営み、子どもたちの教育にも力を入れておられ、高校・大学進学を目指す沢山の生徒が通っています。ご夫婦とも教育熱心で、奥さんは図書館や本の読み聞かせなどにも力を注がれています。

 

また、あの歴史的なまちなみである「河原町通り」に、今も正々堂々とあるのが「森本書房」です。お父さんの森本寛さん(93歳)と息子の森本欣治さんご家族が永年営んでおられます。注文すれば配達もしていただけます。若奥さんが手作りアクセサリーの販売もされています。

 

お父さんの森本寛さんとはテニス仲間、ライバルです。何よりテニスが大好きで、若い頃は人一倍練習し、黄金時代を築かれました。90歳を超えた今も、私も足を引きずっていますが、ラケットと足を引きずりながらテニスコートに登場されるのです。

 

小山書店の外観

小山書店

小山書店の店内

小山書店

河原町通り

森本書房の外観、奥さんと販売しているアクセサリーが写っている

森本書房

森本書房の店内

森本書房