ふるさとの川再生事業 原川(かじかの里)に魚道を設置(市長日記R6.3.15)

更新日:2024年03月15日

令和6年3月15日

丹波篠山市では、河川に設置された落差工などに対する生きものの遡上阻害の解消や、生息域の拡大を目的として魚道等の設置、また石や木材などの自然素材を利用した護岸整備をするなど、生態系や自然環境に配慮した川づくりを進めています。

 

後川新田にある「かじかの里公園」内を流れる原川の落差部の解消を図るため、魚道設置工事を発注しており、受注者のささ山どぼくの皆さん、市の若手職員(農村環境課 山口くん、野口くん、地域整備課 芦田くん、農都政策課 小名木くん)などが参加し、魚道設置における植石作業を行いました。魚やオオサンショウウオが遡上できるように、水の流れを想像しながらどうしたら上流へ昇れるのかなどを魚の気持ちになって考え、一個30kgの丸みのある石を一つずつ丁寧に、すべて手作業で植石しました。

神戸市役所から出向している農都政策課の小名木くんは「こんな経験ができるのは丹波篠山市ならではです。貴重な体験をさせていただきました。」とコメント。

 

今回の工事で「かじかの里公園」内に、小さな駐車スペースや河川への石積階段も整備し、来園された方に水辺への親しみを深めていただこうと考えています。無人公園ですのでもちろん駐車料金は無料です。

完成は5月末を予定していますので、リニューアルされた「かじかの里公園」を是非とも訪れてみてください。

 

農都政策課 小名木くん

完成した魚道