神戸市役所から佐藤幸司さん、地域おこし協力隊は新たに8人(市長日記R6.4.2)

更新日:2024年04月02日

令和6年4月2日

昨年度の小名木さんに引き続き、本年度も神戸市役所の職員が丹波篠山市役所へ出向し、丹波篠山市職員として1年間勤務されることになりました。勤務いただく職員は佐藤幸司さんです。最近では神戸市役所の建て替えという大仕事に取り組まれていたそうです。丹波篠山市では農政を中心として業務に携わっていただきながら、丹波篠山の農業や農村のすばらしさを学んでいただきます。

丹波篠山市の農業政策は多方から注目される先進的なもので、神戸市では、久元市長が里山や自然、生きものに配慮して農業・農村に大変関心が高いと伺っています。

丹波篠山市の職員と切磋琢磨していただき、一緒になってより良い農村の環境づくりができればと思います。

佐藤幸司さん

 

 

また、今年度も新たな地域おこし協力隊8人を委嘱しました。地域おこし協力隊とは、都市地域から人口減少や高齢化などの課題を抱える地域に移住していただき、さまざまな地域協力活動を行いながら将来はその地で定住・定着を目指す総務省の制度です。

市では平成26年度に制度を導入して以降29名が任期を終え、うち22名が市内へ定住されています。

 

・八上地区を中心に活動される宮川友輔さん

祖父母がされていた農業を引き継ぎ、農業を軸とした囲炉裏カフェの開業を目指されます。

・日置地区を中心に活動される森本和子さん

お茶の販売や、ウォーキング・サイクリングなどを通じたツーリズムに取り組まれます。

・大芋地区を中心に活動される山中望さん

放置された山林を整備し、山林を活用したアクティビティづくりに取り組まれます。

・西紀南地区を中心に活動される小林承翔さん

ITを活用した情報発信や、地域内でのスマホ・パソコンの普及などに取り組まれます。

・西紀中地区を中心に活動される三宅康平さん

健康を意識した農産加工品づくりなどに取り組み、自然豊かな暮らしの魅力を発信されます。

・西紀北地区を中心に活動される松本修さん

獣害対策を通じた里山の整備に取り組むとともに、観光客も住人も交流できる宿づくりを目指されます。

・味間地区を中心に活動される瀬戸有那さん

丹波篠山茶を活用したツアーやカフェの開業をめざし、おもてなしの空間づくりに取り組まれます。

・テーマ型として3年間活動される稲田希律子さん。

今年度は、集落を未来へつなぐための重要施策「ワクワク農村未来プラン」をテーマに活動し、地域に寄り添いワクワクの実現をサポートされます。

 

フレッシュな協力隊員を迎え、地域のみなさんもこれからの活躍に期待されています。住民の皆さんと交流を深め、地域が盛り上がるような活動をしていただけたらうれしいです。

新たに加わった地域おこし協力隊の皆さん