世界パラ陸上出場、頑張れ政成選手!(市長日記R6.5.10)

更新日:2024年05月10日

 令和6年5月10日

5月17日(金曜日)から、神戸市で「世界パラ陸上競技選手権大会」が開かれます。
この大会の男子やり投げの日本代表として、丹波篠山市出身の政成晴輝(まさなりはるき)さん(26歳)が出場されます。
その壮行会を市役所ロビーで行いました。
 

政成さんは、岡野小学校から篠山中学校にすすみ、中学時代は硬式野球チームのベースボールネットワークに入団し、野球に打ち込みました。
4番、ピッチャーとして活躍。練習熱心で一日にグラウンドを200周したこともあります。
強豪の鳥取城北高校に進学しましたが、急激に視力が低下する難病「レーベル病」と診断され、プレーができなくなりました。
寮では人知れず、涙を流したといいます。
それでも野球部で頑張り、チームは甲子園出場を果たし、応援団長として盛り上げました。
 

その後、やり投げと出会い、再出発。
コカ・コーラボトラーズジャパン株式会社に入社し、障害者理解促進の仕事などを行っています。
 


この世界パラ陸上で1位か2位、それに相当する成績ならパリパラリンピックへの出場もかないます。
 

この日は多くの市民が応援にかけつけました。
市の視覚障害者福祉協会の辻本一郎会長もかけつけ、ご自身も若い頃、全国の障害者大会の陸上100メートルなどで金メダルをとったことがあることにふれられてから、エールを送られました。
 

また、篠山産業高校野球部の皆さんにもお越し頂き、政成さんに「どのように強い体をつくりましたか」「試合に緊張しないためには」など、熱心に質問をされていました。
 

みんなで政成さんを応援しましょう。

市長と政成さん
花束を受けとる政成さん
意気込みを語る政成さん
政成さんの話を聞く市民の皆さん
エールを受け取る政成さん

教育長に代わって篠山中学校の山内先生からエール

みんなでガッツポーズ
政成さんに質問する篠山産業高校野球部の皆さん

期待される篠山産業高校野球部との懇談