篠山層群でまたまた大発見(市長日記R6.9.6)

更新日:2024年09月06日

令和6年9月6日

2007年から2008年にかけて丹波篠山市大山下にある1億1000万年前の白亜紀前期の篠山層群大山下層から発掘された化石が、新種の恐竜であることが解明されました。

その恐竜は、「角竜類」という草食恐竜の新種で、トリケラトプスの仲間であることが分かりました。

 

この化石は、丹波市の地質愛好家・足立冽(あだちきよし)さんが2007年に市内の宮田で頭骨化石を発見。それをきっかけに2008年に発掘調査が実施され、2023年までに計17点の化石が確認されました。

 

化石から、全長80cm程度、体重10kg程度で成長途中の個体だと推定されるそうです。発掘された場所や発掘を指導した故三枝春生さん((兵庫県立大学准教授兼兵庫県立人と自然の博物館主任研究員)にちなみ、「ササヤマグノームス・サエグサイ」と名付けられています。また、この発見から、アジアに起源のある角竜類が1億1000万年前ごろに北米に渡り始めたということが推定できるそうです。

 

丹波篠山市ではこれまで5000点もの化石が見つかっており、平成20年には国内最古のほ乳類化石「ササヤマミロス・カワイイ」が発見されたり、 トカゲ類「パキゲニス・アダチイ」などの化石も発見されたりしています。また、今年の7月には「ヒプノヴェナトル」という現代の鳥類に近い新種の恐竜も見つかったばかりです。

 

まさに篠山層群は宝の山、化石の宝庫です。今後も発見が楽しみです。

ササヤマグノームスの生体復元画
角竜の化石
記者会見の様子