世界平和アピール七人委員会講演会(市長日記R7.10.6)
令和7年10月6日
9月23日、市民センターで「世界平和アピール七人委員会」の講演会がありました。
この委員会は、今田町下立杭出身で平凡社の創設者である下中弥三郎さんが提唱して結成された世界平和を訴える知識人・文化人の組織です。
結成当初のメンバーは、日本人で初めてノーベル賞を受賞した湯川秀樹(京都大の物理学者、原子の中間子理論で受賞)、平塚らいてう(雑誌「青鞜で、「原始、女性は太陽であった…」で知られる女性運動家)など、教科書に載っているようなそうそうたる顔ぶれです。
今回の講師は、慶応義塾大学名誉教授の小沼通二先生です。御年「まだまだ94歳です」とのことですが、元気矍鑠で、ホテルから市役所までの約15分の距離も歩かれるほどです。
昨年、日本被団協がノーベル平和賞を受賞されたことにちなんで「ノーベル・遺言・ノーベル賞」についてお話いただきました。
スウェーデンの発明家アルフレッド・ノーベルの破産を繰り返したり、ダイナマイトの特許で莫大な財産を得たりした波乱の生涯や、ノーベルの遺言に基づいてノーベル賞が設立された背景などをお話いただきました。
10月1日にNHKBSで放送された「アナザーストーリーズー湯川秀樹 日本初のノーベル賞 世紀の頭脳に全国が熱狂したー」という番組のインタビューを受けたエピソードを話された場面では、「湯川秀樹がノーベル平和賞にノミネートされていた」事実について、「亡くなるまで、平和を訴えておられた…」と懐かしんでおられました。
また、先生が長年関わってこられた、核兵器廃絶を目指して世界の科学者が集まる「パグウォッシュ会議」が1995年にノーベル平和賞を受賞した際、授賞式に招かれたことも振り返られました。
ノーベル平和賞を受賞した日本被団協の田中会長は湯川秀樹さんに憧れて物理学を勉強されたそうです。
原爆や水爆などの核兵器は物理学や科学の学者によって生み出されましたが、物理学や科学を平和利用するのも科学者です。その科学者が平和を訴えるのです。
▶数学者で下中記念財団の上野健爾さんとの対談







更新日:2025年10月06日