丹波の森宣言を未来に(市長日記R8.1.16)
令和8年1月16日
丹波の森宣言とは、丹波地域の森全体を一つの森に見立て、森の中で人と自然と文化が共生する地域づくりをめざすものです。
今から37年前(昭和63年)、住民代表による「100人委員会」を組織し、丹波の森宣言が起草され、1000人大会で満場一致で決議されました。この丹波の森宣言は、丹波地域全世帯と企業に配布され21,616世帯の同意署名を得て採択されました。これは、当時の貝原兵庫県知事の提唱によるものです。
丹波地域にも高速道路が開通し、もうすぐJRも複線電化して、大阪などの都市と大きく近づくことになりました。
そこで、並みの都市化やベッドタウンをめざすのではなく、丹波らしさを大切にして、地域の発展をめざそうというものです。
今では、地方創生の先駆けといえるものでこれに基づき、様々な事業に取り組んできた結果、今でも丹波地域には豊かな自然や農村環境、美しい景観、人々の営みや農業などが残っています。
丹波篠山市においては、丹波の森宣言の理念のもと、丹波篠山市まちづくり条例の改正や丹波篠山グランドデザインの策定、ふるさとの森づくり条例の制定、ささやまの川・水路づくり等の取り組みを行ってきた結果、日本遺産(デカンショ節・丹波焼)及び日本農業遺産に認定され、対外的な評価を積み上げてきています。
最近では、丹波篠山ならではの独自の魅力が人を惹きつけており、住みたいまちとして選ばれるようにもなってきています。
田舎暮らしの本2026年2月号(宝島社)では、住みたい田舎ベストランキングが発表され、人口3万人以上5万人未満の部において、10位にランクインしました!
しかしながら、時間の経過とともに丹波の森宣言の認知度が低下し、丹波の森づくりの理念を理解している人が減ってきているようです。
令和6年度に丹波の森づくりに係る理念への浸透状況についての認知度調査では、「丹波の森づくり」「丹波の森宣言」「丹波の森構想」という言葉を聞いたことがありますか”という問いに対し、18歳~39歳の75%が「聞いたことがない」と回答しています。
そこで令和8年1月14日に「丹波の森づくり推進検討委員会」を設置し、丹波篠山市がこれまで取り組んできたまちづくりを未来に渡って引き継ぐため、条例化を含めた検討を令和7、8年度にかけて行っていきます。
委員に就任された皆さんは、各分野をリードする心強い方ばかりです
委員の皆さん、どうかより良い方向を示していただきますようよろしくお願いします。







更新日:2026年01月16日