地域おこし協力隊員、新たな3人と活動報告会(市長日記R8.4.7)
令和8年4月7日
「地域おこし協力隊」とは、総務省の制度で、都市地域から人口減少や高齢化などの課題を抱える地域に移住していただき、地域の活性化を図るため農業や地域の魅力を生かして様々に活動し、将来はその地での起業や定住を目指すものです。
市では平成26年度に制度を導入して以降、42人が任期を終え、卒隊後3年間では、32人が市内に定住し、引き続き市内で活動しています。
今回新たに委嘱状を交付した3人です。
▶八上地区を中心に活動される畑恭子さん
古民家の味噌蔵で木樽を使って黒豆味噌を仕込み、発酵文化を活かした商品開発に取り組みます。あわせて、地域と連携しながら、八上ブランドとしての価値創出と販路拡大を目指します。
▶雲部地区を中心に活動される島袋てつさん
丹波篠山市の農産物を活用した、朝から利用できるスープ店の開業を予定していて、誰もが一杯で栄養を補えるようなスープづくりに取り組みます。また、地域では、里山工房くもべの跡地活用を検討する「雲部の未来創造会議」にも参加する予定です。
▶西紀北地区を中心に活動される遠藤友啓さん
大阪府で22年間フランス料理店を経営してきた経験を生かし、丹波篠山市の農産物を活用したお惣菜づくりに取り組みます。また、宿泊業にも取り組む予定です。地域では、子ども食堂などの活動を通じて、子育て世代への支援にも力を入れていきます。
フレッシュな協力隊員を迎え、地域のみなさんもこれからの活躍に期待されています。住民の皆さんと交流を深め、地域が盛り上がるような活動をお願いしたいと思います。
地域おこし協力隊活動報告会
地域おこし協力隊6人が2年間の任期を満了することから、3月26日に、活動報告会を行いました。
八上地区担当の宮川友輔さんは、祖父の農地を継承するため、米や黒枝豆、アスパラガス等の栽培に取り組みながら、農業技術等を学んできました。また、地域活動として、文化祭の一環で「八上マルシェ」を開催し、地域に賑わいをもたらしました。
日置地区担当の森本和子さんは、「みんなのひおき食堂」に取り組みました。そして、いずみ会にも参加するなど、地域の人が交流するさまざまな場面で活躍されました。今後は、丹波茶等の資源を活用し、ユニバーサル・ツーリズムや企業研修等を通じて、丹波篠山市で着地型観光ツーリズムに取り組まれる予定です。
大芋地区担当の山中望さんは、「未利用の森林を活かした地域おこし」をテーマに、「丹波篠山・山城ロゲイニング」というアウトドアイベントを開催し、山に関わる多くの関係人口を創出しました。また、小規模林業に取り組み、市野々地域において、間伐や間伐材の搬出を進めてきました。次回のロゲイニングイベントは、2026年5月30日に開催を予定されていますので、みなさまご参加ください。
西紀南地区担当の小林承翔さんは、まちのIT屋さんとして、農業システムの構築や市内企業のシフト管理支援などを行い、地域DXの推進に取り組まれました。また、地域の小学校でプログラミング教室も実施してきました。今後も、引き続き地域DXの推進と支援を行います。
西紀中地区担当の三宅康平さんは、集約的な農業に向かない農地を活用し、当帰などの薬草や生姜の栽培に取り組まれました。また、収穫した作物は薬草茶などに加工し、イベントやマルシェで販売してきました。今後は、大山地区の荒子新田にある古民家を改修し、住居と加工場を併設した拠点を整備し、栽培やワークショップ等を行う予定です。
西紀北地区担当の松本修さんは、同地区内の複数箇所で農地を管理し、栗やお茶、サツマイモ等を栽培されました。これらは、学校給食や加工食品(草山晩茶など)として、さまざまな場面で活用されています。今後は、この農業活動に加え、宿やお試し住宅を整備し、移住希望者などの新しい人の流れを呼び込む予定です。
以上6人に加え、令和8年度も引き続き活動する隊員6人からも活動報告がありました。アーユルヴェーダ(心や体のバランスを整えて健康を維持する自然療法)、古物レスキュー(古家具の引き取りと仕立て)、菌ちゃん農法、古民家改修、ジビエを活かした飲食業など、それぞれの起業テーマに取り組まれています。
また、今年度で退任する隊員のうち多くは、引き続き市内に定住され、2年間の協力隊活動を糧に新たな挑戦に取り組まれます。
今後のますますのご活躍をお祈り申し上げます。








更新日:2026年04月07日