元豊岡市長中貝さんのご講演(市長日記R8.7.7)
令和8年7月7日
市の男女共同参画の研修で、元豊岡市長 中貝宗治さんのご講演がありました。
中貝さんの人気で会場はいっぱいでした。
実は私と中貝さんは同い年。県会議員を経て市長と、同じ道をたどりましたが、この世界では中貝さんが一期上で、先輩になります。
中貝さんは県議の頃から、とにかく仕事熱心、誠実で、先を見据えた政策に優れたリーダーシップを発揮されていました。
尊敬するライバル、と私は思っていました。
豊岡市は、中貝さんがめざされた「小さな世界都市」です。
小さくても、地方でも、誇りあるまちづくりによって、世界からも認められ、尊敬されるまちづくりです。
その具体策として「コウノトリ」「演劇のまち」「ジェンダーギャップの解消」に取り組まれました。
今、まさに豊岡市はこのようなまちとして、大変注目されるようになっています。
丹波篠山市の「農都のめぐみ米」「クリーングリーン作戦(環境美化だけでなく自然や生態系を守る活動のこと)」も豊岡市から教えてもらい、参考にさせていただいたものです。
私も色んな政治家、議員の方とご一緒させていただいてきましたが、まちの未来を見据えて、ビジョン政策を立ち上げて、リーダーシップを発揮され、市民と共に実現されてこられたのはピカイチだと思います。
この日のお話は、「ジェンダーギャップって何だろう~まちや企業が消えるかもしれない大問題~」という題でした。
地方創生を考えるうえで大事な指標として「若者回復率」があります。
豊岡市では、都市部に出た若者の約半数が地元に戻ってきていましたが、2015年の国勢調査では、女性の回復率が男性の半分ほどに下がっていることが分かりました。
このことから、若者が戻ってこない理由として「経済的魅力」「文化的魅力」に加えて、女性にとっては「ジェンダーギャップ」という課題が見えてきました。
ジェンダーギャップとは、社会や文化の中で生まれた男女の格差のことです。
例えば、職場でいろいろな経験を積みにくかったり、管理職に進みにくい、家庭や地域では補助的な役割を担うことが多くあったりするといった環境が、若い女性に「この地域で将来を描きにくい」と感じさせ、地元を離れる理由のひとつになっている可能性があるとのことです。
中貝さんは、この課題に向き合わないと地域を支える人が減ってしまい、まちや企業の存続にも関わってくると話されました。
豊岡市では、企業と連携して「ワークイノベーション会議」を立ち上げ、働き方や職場環境の見直しを進めていて、参加する事業所も増えているそうです。
豊岡市に対して、丹波篠山市は「日本の美しい農村」です。
「未来に」につながるよう、ぜひお話を生かしていきます。
中貝さんは、現在では市民の立場で演劇のまちづくりを進めたり、「コウノトリ」「演劇のまちづくり」「ジェンダーギャップ解消」などの講演で全国を飛び回ったりしておられます。
益々のご活躍をお祈りいたします。
▶中川智子さん(左から3番目)と一緒に







更新日:2026年07月07日