警戒中!ジャンボタニシの侵入を防げ!!(丹波ささやま写真新聞)

更新日:2020年10月26日

ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)って何?

ジャンボタニシ(和名:スクミリンゴガイ)は、貝殻の大きさが最大8センチになる南米原産のタニシのなかまでピンク色をした卵が特徴的です。

稲の若芽を食べてしまうため、全国各地で大きな問題になっています。

ジャンボタニシについてもっと知りたい方は下記サイトをご覧ください。

 

これまで丹波篠山市内でジャンボタニシは確認されていません。

しかし、近隣市町で侵入・被害が報告されていることから、丹波篠山市に侵入していてもおかしくありません。

もしジャンボタニシが定着すれば、水田耕作だけでなく「自然豊かな丹波篠山」というイメージにも悪影響を与えてしまいます。

 

目撃情報のあった集落を現地視察

今年7月、交付金事業を受ける201の集落にジャンボタニシを含む10種類の外来種についての調査をお願いしました。

集落地図上に調査対象の外来種を見たことがある場合にシールを貼ってもらったところ、10程度の集落からジャンボタニシの目撃情報が寄せられました。

10月22日(木曜日)、この目撃情報をもとに市職員が現地を確認してきました。

回答のあった全ての集落を確認しましたが、ジャンボタニシは見つかりませんでした。

 

調査では、丹波篠山にもともといるタニシのなかま(写真はマルタニシ)や大きなカワニナなどが見つかりました。

もともといるタニシでも大きいもので7センチほどあるため、ジャンボタニシという名称から誤解されているのかもしれません。

早期発見のために

ジャンボタニシによる水田耕作への被害を防ぐためには、侵入初期に発見し駆除することが大切です。

田んぼや水路の周囲でピンク色をした卵がある、ジャンボタニシを見つけたかもしれないという方は農都環境課までご連絡ください。

この記事に関するお問い合わせ先

農村環境課 創造農村室
〒669-2397 兵庫県丹波篠山市北新町41(本庁舎 2階)

電話番号:079-552-5013
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