ジャンボタニシを発見したらご連絡ください!

更新日:2020年06月15日

ジャンボタニシ(和名:スクミリンゴガイ)は、南米原産の大きな巻き貝です。

元々は食用目的で国内に持ち込まれましたが、養殖場からの逸出や廃棄されたものが増えて関東以南の各地に広がっています。

食欲旺盛なこの貝によるイネなどへの食害は、大きな問題となっています。

特に植え付けから3週間程度までの若い苗を全て食べつくしてしまった例もあり、水田農家に対して甚大な被害を与えるといわれています。

ジャンボタニシの見分け方・特徴

ジャンボタニシと他のタニシの仲間は、見た目や卵がみられるかで識別できます。

ジャンボタニシはさい孔とよばれる箇所が深く、蓋の外側に縞模様がある見た目をしています。

また、濃いピンク色をした卵を水路壁などの水上に生みつけることも大きな特徴です。

 

他のタニシの仲間は、さい孔がジャンボタニシほど深くありません。

こどもは親の体の中で孵化して小さな貝の状態となってから水中に出てくるので、卵も産みません。

もし「ジャンボタニシ」を見つけたら

2020年6月現在、市内でジャンボタニシの確認はありません。

この貝は大量に発生すると駆除は困難ですが、早期であれば駆除は可能です

「ジャンボタニシを見つけた」「ピンク色をした卵を見つけた」という方は、農都環境課までご連絡ください。

この記事に関するお問い合わせ先

農村環境課 創造農村室
〒669-2397 兵庫県丹波篠山市北新町41(本庁舎 2階)

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