生物多様性

生物多様性って?

生きものたちの豊かな個性とつながりのことです。地球上に3000万種いるとされる生きものには、一つ一つに個性があり、全て直接、間接的に支え合って生きています。

私たち人類も生きものであり、他のたくさんの生きものとつながり、支えられて生きています。生物多様性の恵みを受けて、はじめて私たちは暮らすことができるのです。

森の学校復活大作戦

丹波篠山市出身で、霊長類学の世界的権威である河合雅雄先生の小説『少年動物誌』(福音館書店 刊)では、昭和初期の丹波篠山の豊かな自然が描かれています。

また、丹波篠山市出身の映画監督・西垣吉春さんが、この小説を原作として映画『森の学校』を制作されています。

小説や映画で描かれている、豊かな自然を取り戻すことを目指し、平成25年に市の生物多様性保全に関する方針を示した「森の学校復活大作戦 ―生物多様性ささやま戦略―」を策定しました。

市では、生物多様性保全を主要施策の一つと位置づけ、さまざまな取り組みを展開しています。

丹波篠山いきもの48(TSI48)

丹波篠山いきもの48

丹波篠山市には、豊岡市のコウノトリや新潟県佐渡市のトキのようなトップスターこそいませんが、少し前までは日本のどこでも身近だった生きものたちが今も多く暮らしています。

市内では当たり前にいるトノサマガエルやドジョウも、全国的には絶滅が心配されるようになっています。今は身近にいる生きものでも、気づいたときにはいなくなっていたということにならないよう、目を向けることが必要です。

「丹波篠山いきもの48」は、そんな身近に暮らす多種多様な生きものたちの豊かな個性とつながりを大切にするためのキャッチフレーズです。

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