生物多様性ささやま戦略「森の学校復活大作戦」

更新日:2024年03月29日

市の今後の生物多様性の保全に関する方針を示した「生物多様性ささやま戦略」を策定しました。
本来、豊かであった丹波篠山市の自然や生きものたちの姿は、ここ数十年の間に大きく変貌し、失われつつあります。この戦略では、『未来につなごう「丹波篠山の美しい自然と生きもの」』を基本目標に、丹波篠山市在住で霊長類学の世界的権威である、河合 雅雄さんが過ごしたかつての美しい自然と生き物を復活させることを目的としています。

戦略策定にあたっては、平成22年9月より生き物に詳しい市民より構成される「森の学校復活大作戦」において慎重に議論を重ね、平成24年12月に答申を受けてからは、パブリックコメントを募集するなど、広く市民の意見を取り入れながら策定しました。
今後は戦略に掲げる方針に則り、より一層、生物多様性の保全に関する取り組みを進めてまいります。

生物多様性ささやま戦略(令和6年3月改訂)

「生物多様性ささやま戦略~森の学校復活大作戦~」は、令和4年で策定から10 年を迎えました。
本改訂版では、子どもたちへの環境教育、市民や地域における環境に配慮した農業や生物多様性の保全活動、行政が行う環境施策など、様々な取り組みを紹介しています。

これからも、先人の努力によって大切に守られ、引き継がれてきた魅力的な自然環境を未来に引き継ぎ、人と自然が共生するまちづくりを実現するため、戦略の基本目標「未来につなごう『丹波篠山の美しい自然と生きもの』」を目指し、「生物多様性ささやま戦略~森の学校復活大作戦~」を進めていきます。

緑の山々の麓に広がる田園と横に流れる小川や池に沢山の生き物が生息し、子どもたちが生き物に触れて遊んでおり、大人が見守っている様な森の学校イメージのイラスト

関連ページ