コウノトリ飛来・繁殖時の対応について
見かけた時の注意点
コウノトリは、国の特別天然記念物です。
日本の野生のコウノトリは1971年に絶滅してしまいましたが、豊岡市周辺での野生復帰の取り組みが進められており、近年、丹波篠山市内でも見られることが増えています。
コウノトリは野生動物です。エサを与えたりせずに、優しく静かに見守りましょう。観察や撮影は、コウノトリが遠ざかったり飛び立ったりしないよう150m以上離れて行ってください。
コウノトリの見分け方や対応方法については、下記のリンク先をご覧ください。
コウノトリ飛来・繁殖時の対応パンフレット「あなたのまちで コウノトリが巣づくりをはじめたら」(兵庫県立コウノトリの郷公園HP)
コウノトリが定着・繁殖するために
コウノトリが定着するためには、人工巣塔などの繁殖場所よりもまず、エサとなる動物を十分とることができる環境をつくることが重要です。
一般的には水田が良いエサ場となりますが、イネが繁茂する初夏になると水田の中に入ることができなくなるため、別のエサ場を探します。コウノトリが季節ごとに、かつ1年を通してエサをとることができるよう、水田や周辺水路・ため池・河川の環境配慮や生態系の再生、有機・減農薬農業の推進、耕作放棄地の活用などの地味な取り組みが近道になります。
市では、コウノトリのエサ場づくりにつながる取り組みを支援しています。詳しくは、下記のリンク先をご覧ください。
掘り上げ・江
休耕田ビオトープ

環境に配慮した水路
この記事に関するお問い合わせ先
農村環境課 創造農村室
〒669-2397 兵庫県丹波篠山市北新町41(本庁舎 2階)
電話番号:079-552-5013
メールフォームによるお問い合わせ
更新日:2021年03月08日