あしたの給食はみんなで収穫したキャベツ!(味間小)(丹波ささやま写真新聞)

更新日:2023年07月07日

キャベツの収穫

味間小学校3年生が、給食で調理されるキャベツの収穫体験を行いました。

場所は味間小学校から徒歩1分のところにある畑。丹南野菜直売所の方が1年を通して学校給食用の野菜を栽培しておられます。

収穫の様子
収穫の様子
収穫の様子

まずキャベツを引き抜いた後、大きな葉を折り、最後に根を鎌で切り落とします。

約1.5キロのキャベツに児童たちは悪戦苦闘。

農家さんや同級生に手伝ってもらいながら、1人1玉ずつ収穫できました。

キャベツの収穫後
キャベツの収穫後

収穫後は、

「根を切るのが難しくて助けてもらった」
「大きな葉をバリバリするのが気持ちよかった」「収穫するのが楽しかった」

と感想を話してくれました。

20年続く給食野菜を通じた小学生とのつながり

丹南野菜直売所

丹南野菜直売所の藤原さん(左)と今井さん(右)

今回、収穫体験が行われたのは丹南野菜直売所の代表、藤原さんが給食用に貸し出す畑。

給食に使われる野菜を通じた小学校との活動は、なんと20年近く続いてるとのこと。今は年に1回程度の、収穫体験のみとなっていますが、以前は畑での栽培体験もあったそうです。

小学生に説明する藤原さん
小学生に説明する藤原さん

藤原さんに、給食センターに野菜を出荷する中で大変なことややりがいをお聞きしました。

「大変なことは、野菜の規格を合わせたり、給食のメニューに合わせて農産物の旬を持たせること。それと、外から見ても分からない野菜の病気や異変を出荷に持ち込まないようにすること。子どもたちのために、しっかり対策をして安全な野菜を届けられるよう気を配って出荷している。
でも、そういった大変なことはあっても、収穫体験をした子が『藤原さん!』と声を掛けてくれたり、看板があることで畑を見に来てくれたりする子もいる。学校が近くて子供たちが身近にいるから、励みになって、頑張れている」

安全でおいしい給食を子どもたちへ

翌日の給食

翌日、子どもたちが収穫したキャベツは西部学校給食センターでスープとなり、学校へ運ばれました。

給食は、野菜を出荷している農家さんや、給食を作る調理士の方々、給食のメニューを考案する栄養士など、たくさんの方が子どもたちを思い、届けられています。

身近な場所にも、もしかしたら明日給食に出る野菜が作られているかも。

丹波篠山市の給食をもっと知りたい方は、次のリンクをご覧ください。

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