お坊さんの話し方講座(市長日記R2.9.30)

更新日:2020年09月30日

令和2年9月30日

丹波同友会(神戸新聞が事務局をされる地域のいろんな分野の方の集まり)で丹波篠山市の郡家の長楽寺の住職、安達瑞樹(あだち ずいじゅ)さんのお話がありました。

安達さんは「もう一度会いたいお坊さん」ナンバーワンを選ぶ「H1 法話グランプリ」で優勝、長くて退屈と敬遠されがちな法話のイメージを打ち破った楽しい話術で楽しませてもらえます。

駒沢大学時代には落語クラブに所属され、一時はプロの道にも進んでおられたとのことです。

 

「若い美しい女性がおられると緊張して何を話しているか忘れることもありますが、今日は安心です。」からはじまり、ある日、網にかかっているツルを助けて、その夜に女性が訪ねてきて、『のぞいてはいけません。』と言いながら部屋にこもってガタンガタン・・・そっと部屋をのぞくと、タンスを物色していた・・・サギでした・・・という小話。

 

コオロギをたくさんもらったが、秋になると産卵のためメスがオスを食べて数が減っていき・・・でも翌年の春になるとたくさん生まれ・・・という命をつなぐ話。

 

東北大震災の被災者を励ますための文通をしていたおばあさん・・・でも自分が励まされていたというお話。

 

長楽寺では住職と檀家の皆さんで黒枝豆を栽培されており、発送によって販売されるそうです。長楽寺は、大まかに言うと篠山警察の右隣です。

安達住職がマイクを両手で持ってお話をされている