深山サミット(市長日記R5.2.1)

更新日:2023年02月01日

令和5年2月1日

深山サミットの「深山」は、3地区がある大阪府と京都府と兵庫県の府県境付近にある山の名前です。山頂からの眺めは絶景だということです。

 

1月22日(日曜日)、旧たき幼稚園他において、大阪府能勢町天王地区、京都府南丹市西本梅地区、丹波篠山市福住地区の府県境に接する3地区が、少子化、若者の流出、農業の後継者不足等山間過疎地の共通課題について地域を越えて学び合うための会議が開催されました。

 

各地区の発表者と活動の取組みは次のとおりです。

福住地区 株式会社Local PR Plan 代表取締役 安達 鷹矢さん

福住地区の空き家の物件を福住の空き家に適した人にマッチングさせて、食や工芸などの創造的な職人を呼び込み、定住、誘客を促すことにより、「外資」を獲得することで福住地域の潤いや活性化を目指して活動されています。現在福住地区内に35軒のお店や事業所が開業しています。

西本梅地区 西本梅地域振興会事務局 岡本 あずささん

以前は、国際ボランティア団体に所属されていましたが、4年前に結婚を機に夫の実家がある西本梅地区に移住し、靴工房を開業されています。「たまたま」西本梅に来ました。しかし、自分が住む地域を良くしたいと思うこと、その地域を誇りに思うこと、そこに自慢できる人がいることが魅力ある地域にする一番の要素であると自負され、元気に活躍されています。

天王地区 天王ナチュラルファーム会長 東 正明さん

ドローンやラジコン草刈り機等の最新機器を導入した“面白い農業”の取り組みについて報告がありました。若手メンバーがラジコンを見てゲーム感覚で興味を持ち、農業の担い手の育成につながるとともに、スマート農業がきっかけで、地域に若い人を迎え、地域に活気を与えることとなりました。

壇上で男性が発表している
会で、参加者の方が立って質問している