トルコ地震へ義援金(市長日記R5.2.21)

更新日:2023年02月21日

令和5年2月21日

長年、商店街でランプヤ百貨店を営んでこられた奥山悦子(オクヤマ エツコ)さんが、この度、店じまいされることになり、これまで商売を続けて来られたことに感謝して、トルコ地震への義援金として20万円、市へ10万円のご寄付をいただきました。

ランプヤさんは明治から100年以上続く婦人服のお店ですが、市内各学校の制服も取り扱われ、多くの市民が代々お世話になりました。

奥山さんの長男さん、次男さんは、東京大学をご卒業後、市外でご活躍ですが、店の跡取りを決めておられた三男さんが若くして亡くなられ三十三回忌を終え、ここまで店を守ってこられたことに感謝しておられました。ご自身の経験から優秀な大学を出ることだけを期待するのではなく、地元の丹波篠山で活躍してもらうためには、市内の高校に行き、故郷を大切にする子どもを育てることが必要だと力説されました。

 

今回のトルコ地震への義援金は、阪神大震災の時には心を痛めながらも忙しく余裕がなくて支援できなかったので、今回は困っておられる様子を見て何か支援したいと思われたそうです。

また、ご寄付はこれだけでなく、子どもさん達の母校の篠山小学校、篠山中学校、篠山鳳鳴高校などにも20万円ずつ寄付されています。

さらに、店じまいをされるにあたり、新品の衣料品が沢山あるそうですが、海外の必要とされる国々で使ってもらうよう寄付されるとのことです。

温かいお心をありがとうございました。

女性が義援金を市長に手渡されている