第4回市史編さん新発見!資料展「篠山藩青山家古文書 鋪之丞(すけのじょう)さまの初節句」の開催(令和5年12月13日~)
丹波篠山市にある青山歴史村(北新町)には、旧藩主の青山家が所有していた膨大な史料が保存されています。 そのうち、藩の家老や右筆(ゆうひつ)といった職務にある武士により、日々記録された公務記録が藩政日記です。江戸時代前期、青山家が小諸藩主(現長野県小諸市)だった頃に始まり、国替えで篠山に移り幕末を迎えるまでの、約200年におよぶ記録です。国許の記録だけでなく、江戸・京都の藩邸で書かれた日記も含まれています。近世の丹波篠山を知るうえで中核となる重要な史料群です。
今回は、市史編さん事業に伴い令和5年夏に調査された藩政日記の中から、さまざまな部署で作成された日記を展示します。また、江戸藩邸で記録された、安政六未年(1859)奥右筆日記を取り上げ、鋪之丞(後の青山忠誠、篠山藩最後の藩主青山忠敏の弟で、現在の篠山鳳鳴高校の創設者)の誕生から初節句を中心に、藩主一家の江戸での生活がどのようなものだったかをご紹介します。是非ご覧下さい。
開催期間
令和5年12月13日(水曜日)~令和6年1月30日(火曜日)
※会期中、月曜日(1月8日は開館)、年末年始(12月29日~1月4日)、1月9日は休館
※開館時間 10時~18時(金曜日のみ19時まで)
開催場所
丹波篠山市立中央図書館 エントランスホール(丹波篠山市西吹88-1)
展示予定史料
「日記 御家老席」文化5年(1808)
「日記 会所」文政11年(1828)
「日記 奥御右筆間」安政6年(1859)など
その他
会期中の12月17日(日曜日)13時30分から中央図書館視聴覚ホールで「藩政日記調査報告会」を開催します。報告会で展示史料の解説も行いますので、是非ご参加下さい。
この記事に関するお問い合わせ先
中央図書館
〒669-2397 兵庫県丹波篠山市西吹88-1
電話番号:079-590-1301
更新日:2023年11月24日