僅か2票で村会議員に当選

更新日:2021年10月12日

1933年3月11日、当時の後川村で村会議員の選挙を行ったが、得票数「2票」で当選という珍しい記録がある。史上最少の得票記録であろう。

当日は相憎の猛吹雪の日で棄権者が約5割もあった。酒造出稼者56人も1人も投票に帰ってこなかったという。

 

有権者(25歳以上の男子)

同村の全有権者数 221

うち 投票数 118

有効投票 117

同村の議員の定数 12

 

得票数の最高は、18票、少ないのは、2票が4名、1票が5名もあった。

法規によって2票の4名の内、2人が当選と決定したのである。

ちなみに、4年後の昭和12年、同村の村会議員改選選挙の日の暴風雨であったが、得票数4票で当選が決まっている。