小林長屋門

更新日:2020年07月06日

小林長屋門の写真

文化年間(1804~18)に、篠山藩第12代藩主青山忠裕が、その老女小林千衛のために修築した屋敷の長屋門である。篠山城の西堀端に面し、武家屋敷の大半が消滅した今日、当時の面影を伝える貴重な建物となっている。入母屋造、茅葺屋根の構造で、内部には上段の間、物件(見晴らしの窓)等を設け、篠山城下町の武家屋敷門を代表する遺構となっている。