文保寺楼門

更新日:2020年07月06日

文保寺楼門の写真

創建の門は、鎌倉の建長寺に模して建てられ、天正年間(1573~92)の兵乱で焼失したと伝えられている。現存する門は、その直後に再建されたものとされ、篠山市内の楼門中最大規模のものである。三間一戸、入母屋造で、現在屋根は銅板葺となっている。肘木に唐様が見られるが、全体的には和様を基調とする。下層部は改修によって新しくなっているものの、上層部に再建時の古い部材が認められる。