新宮古墳

更新日:2020年07月06日

新宮古墳の写真

 

平地に築造された、市内最大の円墳である。墳丘は直径52.5m、頂上部径17.5m、高さ7mを測り、周囲に周濠を巡らす。築造時期は、古墳時代中期(5世紀)後半代と考えられる。かつて、甲冑や太刀の出土したことが伝えられ、墳麓に建てられた神社祠には石室材も残されていた。当地域の盟主墳であると見て間違いなく、のちに当地に設置される多紀郡衙との歴史的脈絡を繋ぐ古墳として価値は高い。