篠山城築城の集石場

更新日:2020年07月06日

篠山城築城の集石場の写真

 

篠山城は、慶長14年(1609年)に西日本諸大名の助役によって築城された。この築城に際し、市内各地において、石垣に使用する石材が多量に切り出されたことが、普請に参加した大名家の文書から明らかとなっている。当野では、普請場まで搬出されなかった石材が数多く残っており、各大名が刻ませたと見られる刻印の残るものが中にはある。篠山城築城時はにおける、石場の様子を物語る資料である。