丹波木綿

宝永年間より篠山市栗柄の里に伝わる伝統技術を用い、地元でとれた材料を使い、ひとつひとつ丁寧に織られた木綿が丹波木綿です。

農家の女性が農閑期の冬に、糸を紡ぎ、染め、織り、一家の衣料としていました。

栗柄の自然と暮らしの中ではぐくまれ、「用」と「美」を兼ね備えた味わいのある生活用品として、今日まで受け継がれてきました。

 

約300年間、日常生活の中で親しまれてきた丹波木綿は、多くの人の目や手に触れることにより日常使いの美を生み出し、その伝統技術、日常用品、手作り品などの要件を満たし、1996年に兵庫県伝統的工芸品の認定を受けました。

兵庫県指定伝統的工芸品と書かれている
丹波木綿の写真

丹波木綿保存会

1973年頃から篠山市栗柄地区で機織機を持ち寄り、明治時代の機械化により一時途切れていた丹波木綿の生産を再開し、手紡ぎ、草木染め、手織りによる昔ながらの製法で手織木綿を復活されました。現在は創作館で活動されています。

丹波木綿の購入、見学は創作館までお問い合わせください。

木綿を織っている人の写真

創作館

住所

〒669-2711 兵庫県丹波篠山市栗柄1319

電話番号

079-593-0922

開館日

月曜日・火曜日・木曜日・金曜日・土曜日 9時30分から16時00分(祝祭日は休み)

※お越しの際は事前にご連絡ください。