令和6年度【第49回】篠山春日能・令和7年度【第50回】篠山春日能について

更新日:2024年02月05日

令和6年度(第49回)篠山春日能

春日神社能舞台工事の様子(令和5年12月「揚げ屋」作業の様子)

春日神社能舞台   令和5年12月の様子

 

篠山春日能は、毎年4月に春日神社能舞台を会場として実施いたしておりますが、令和5年度の篠山春日能は、春日神社能舞台修理工事の為、延期とさせていただきました。

春日神社能舞台修理工事は現在も行われており、令和6年9月に終了予定となっていることから、令和6年度の篠山春日能は令和6年9月22日(日曜日)の開催とさせていただきます。

4月の開催を楽しみにお待ちいただいていた皆様には大変お待たせすることになり、誠に申し訳ございません。

令和6年秋には、大規模修理が完了した能舞台にて篠山春日能をお楽しみいただけるよう準備を進めてまいりますので、9月の篠山春日能にご期待下さいますようお願い申し上げます。

令和6年9月22日(日曜日)開催の篠山春日能の演目、チケット販売方法等詳細につきましては、本ページにおいて決定次第ご案内をいたします。

なお、令和7年度(第50回)篠山春日能につきましては、例年どおり4月第2土曜日の開催とさせていただきます。

日時

令和6年9月22日(日曜日)開演13:30

会場

国指定重要文化財   春日神社能舞台(兵庫県丹波篠山市黒岡75)

演目・出演

演目・演者につきましては現在未定となっております。

決定次第、本ページにてご案内いたします。

令和7年度(第50回)篠山春日能

令和7年度篠山春日能は、例年どおり春の開催となり、4月12日(土曜日)に開催します。

篠山春日能は昭和48年(1973)に第1回が開催され、令和7年で50回目を迎えます。

令和7年は、丹波篠山国際博も開催されることから、記念となる篠山春日能を開催すべく、準備してまいります。

詳細は、本ページ内で決定次第ご案内いたします。

 

春日神社能舞台・篠山春日能について

春日能の様子

春日神社能舞台

春日神社能舞台は幕末の文久元年(1861)に、第13代篠山藩主青山忠良(ただなが)の寄進により建立されました。忠良は、能舞台が建立される以前から本格的な能会を催すほどの能愛好家でした。忠良は江戸で4年間、老中の要職を務めた後、江戸城本丸の能舞台を参考にして、この能舞台を建てたとされ、建立当時、箱根より西では最も立派な能舞台との評判だったと言われています。この舞台の特徴として舞台の床下に大甕が7つ据えられていることが挙げられます。創建から160年あまりとなった現在、未来に向けた保存修理工事が行われております。耐震補強も進められており、令和6年9月に完了予定となっております。

篠山春日能

春日神社能舞台での能会は、明治になるとほとんど催されなくなり、やがて舞台が本来の形で使われることはなくなりました。そんな中、再び春日神社での能会を復活させようと、地元有志の方々が尽力され、昭和48年(1973)に第1回の篠山春日能が開催されました。それから数回の休止はあったものの、ほぼ毎年開催され、令和4年で48回を数えるまでになりました。その他にも毎年元旦に「元朝能」として翁が奉納されており、現在は年に二度、春日神社能舞台で能会が開催されています。

この記事に関するお問い合わせ先

社会教育・文化財課 文化財係
〒669-2397 兵庫県丹波篠山市北新町41(第2庁舎 3階)

電話番号:079-552-5792
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