丹波篠山ブランド戦略の策定について
丹波篠山ブランド戦略とは
時代が平成から令和に変わる令和元年5月1日、市名を「丹波篠山市」に変更しました。本来、「丹波篠山」は“丹波の国の篠山”を指す呼称として、古くから全国でも広く知られ、親しみと誇りをもって 、特産物や伝統行事などの冠に使われてきました。 これから先も「丹波篠山」をブランドとして次世代に受け継いでいくため、市名変更をきっかけに市の魅力や価値をますます高めていくことが大切です。
丹波篠山市には、おいしい農産物、きれいな城下町、田園景観、自然と文化など、全国に誇る多くの地域資源がありますので、これらの資源を市全体の地域イメージのブランド化と結び付けて、守るべきものはしっかりと守りながら、新しいものも取り入れて創り替え、さらに新しい魅力を発見して丹波篠山ブランドの価値を向上し続けるとともに、市内外に広く発信していかなければなりません。
そのためには 、今を生きる 市民一人一人が今一度、原点に立ち返って「丹波篠山の魅力は何か?」「何を継承していくべきか?」を再確認し、みんなで共有していかねばなりません。
その中で、市民には地域に対する愛着や誇りが育まれ、「住んでよかった」「住み続けたい」といった定住意識が高まり 、また、市外の人は丹波篠山市に「行ってみたい」「住んでみたい」という気持ちが生まれます。企業や農家では、ブランド効果で販売価格が上がったり、消費者への安心感や信頼感を与えることができたりと、地域産業全体の活性化につながります。その結果、新たな雇用が生まれるなどの効果も期待できます。
こうしたブランドづくりを通じたまちづくりの方向性を示すために、「丹波篠山ブランド戦略」を策定しました。
更新日:2020年12月24日