糯ケ坪の浸水被害(市長日記H25.10.16)

更新日:2020年03月24日

  1. 昨日、糯ケ坪の住民の方と意見交換会を開きました
    去る、9月16日の台風により、篠山市では、八上の糯ケ坪地区において、床上、床下浸水が18戸にのぼり、市内で一番の被害となりました。
     ここは、篠山川沿いなのですが、篠山川から水が越水したのではなく、篠山川がいっぱいになると、篠山川の支流の水が篠山川に流れ込めず、あふれ出し、土地が一番低いこの所に集まってしまうからです。
     平成16年に、同じように浸水したことがあり、当時は県において篠山川の川床を下げたり、水門に逆流を防ぐ弁をつけたりしましたが、根本的な解決とはなっていませんでした。​
     ​当日、私は16日未明は篠山川の水位を確認するため、河原町まで行っていたのですが、この糯ケ坪では、消防団がたまりつつある水をポンプでかき出していましたので、少し安心していたのが反省です。
  1. 意見交換会では、被害に遭われた住民の方から、篠山市に対し、厳しい意見も出されました。
    1. 糯ケ坪より東側の水門が開いていたため、篠山川から逆流して流入し、一気に水があふれたのではないか。
      この数か所ある水門の管理の調整をしてほしい。
    2. 篠山川の川床を下げたり、たまった内水をはき出すポンプなどの対策を兵庫県と協力して、早急にしてほしい。
    3. 地域内の連絡体制がとれていなかった
    4. 被災したあとの市の対応は、2トン車は来ず、清掃センターにゴミを持ち込んでも、時間外であるとか、り災証明を持って来いとか、あたたかみがまるでない。
    5. 県を含め、役所の人に言っても、異動すれば、また一から言わないと対応してくれない。

などというものです。

  1. 市長として、県とともに早急に対応していくこと、このような意見交換の場を定期的に持つこと、市職員の対応については私もショックでしたが、今後に生かしたいと思います。