城東PTAでおでかけ市長室(市長日記H25.11.29)

更新日:2020年03月24日

 市長が、グループや地域、会社などに出向き、意見交換や懇談をする「おでかけ市長室」を城東小学校、かやのみ幼稚園保護者の方と行いました。

 PTA会長の西家さんが段取りして頂きました。ありがとうございます。

 まず、私から「篠山市の財政は厳しいが着実に再建に取り組んでいる。特に私は市民のみなさんが主役であると、情報公開、市民参画につとめている、ちょうど市議会で住民投票条例を提案している。今年から小児のインフルエンザ予防接種の助成をはじめたり、市内で預かり保育、子ども園をすすめたり、子育てしやすい篠山市をめざし、来年も医療助成などを検討したい。特に課題は若い人の定住を促進することで城東地区は重点地区として保育料の助成などをしている。今、篠山市は魅力の花が咲きつつあり、観光客も増え続けている、農業、小京都、文化や自然などの良さを伸ばしていく、これからはまさに篠山の時代です。」とお話ししました。

 次いで、ご意見を頂きました。

  1. 「来春、篠山東中学校への入学生は37人と少ない。1学年1クラスの今田中学校での部活はどうなっているか」と尋ねられ、同席した教育委員会の野々口課長から「ぎりぎりであるが、7つの部活が頑張っているし、学校間の連携もとっている」と説明しました。
  2. 「今、説明を受けた定住促進の助成については、まだよく知られていない、成果は上がっているのか」と尋ねられ、同席した上田政策部長が、昨年から今年にかけて、子育て世代の住宅の新築、改築助成が平成24年度で8件、平成25年度で10件あると報告し、さらなる活用を呼びかけました。
  3. 「私は後川に住んでいるが、高校に行くのに、バスがなく、自転車でも難しい。ほとんどの親が城東公民館まで車で送り迎えしている。こんな苦労をしていることをわかってほしい」との話をされ、いくらか中学校の送迎バスの時間を調整できないか検討することとしました。
  4. 「定住促進というなら、市役所へ採用の高校生枠は活用されていますか」と尋ねられ、同席した植村総務部長から、今年は2名採用し、来年4月には高校生枠を3名、消防職を2名採用の予定であると話しました。
  5. 「9月の大雨の時、後川地区に避難勧告が出されたが、遅いのではないか。基準はあるのか」と尋ねられ、「私から、羽束川の状況の連絡を受け、避難勧告を出した。ただ、土砂崩れは予測が難しい。今、各集落ごとの防災対策をすすめている」と説明しました。
  6. 「医療に力を入れていると言われたが、夜、小さい子が熱を出したりして消防に病院を尋ねて、病院に連絡しても、受け入れてくれない」と訴えられ、どのような現状にあるか、その対応などについて検討することを約束しました。

 寒い中、遅くまでありがとうございました。少しでも役立つよう、取り組みます。

「おでかけ市長室で」男性が代表でお話をしている写真
職員が保護者にお話ししている写真
職員が保護者と意見交換している写真
市長が立ち着席している保護者の方を向いてお話しをしている写真