篠山産業高校80周年(市長日記H25.11.2)

更新日:2020年03月24日

 篠山産業高校が80周年を迎えました。

 昭和8年に多紀実業高等公民学校として設立され、県立篠山農業高校を経て、昭和38年に県立篠山産業高校となり、現在に至っています。

 「地域に根ざし、地域から信頼され、そして地域を支える高校」として歩み、この篠山市の発展を担ってきました。

 卒業生は2万人を超え、市内の商工業、農業をはじめ各分野でリーダーとして活躍されています。市役所にも多くの卒業生が頑張っています。

 伝統の土木などは、近隣市町の土木部長など幹部は、みな産高土木と言われるほどでした。

 篠山市は、特に地元雇用をすすめていますが、専門的な知識や技術を身に付け、前向きな産高生は、市内外の企業、事業所から人気が高いのです。

 電気、機械科をはじめ、全国的にも難しい資格試験にパスしたり、生活、商業科では、味まつりなどでも地域とふれあったり、丹南校は平成27年までとなっていますが、田松川や里山での環境教育をぜひ、引き継いでもらいたいと願っています。

 クラブ活動では、特に印象に残っているのが、3年前の女子バスケットボール部の全国大会での活躍や、昨年野球部が甲子園予選ベスト16まで進みました。

 ちょうど3日の日は、県の高校駅伝でしたが、かつて丹有10連覇をし、たしか7、8年ほど前は、あの西脇工業とトップを並んで走っている姿を覚えています。

 余田校長先生は「産高魂」のお話をされました。

 「篠山の時代」をつくる、その中心として益々の発展を願います。

篠山産業高校の創立80周年記念式典会場に参列した全員が起立して前方を見ている写真
一人ずつ胸の前に紙を広げた写真を何枚も並べた中央に大きな数字で80の赤文字で80周年を記念して作られた作品の写真

写真提供:篠山産業高等学校