「丹波」と「丹波市」の使い分けについてお願い(市長日記H25.11.11)

更新日:2020年03月24日

 平成16年に「丹波市」が誕生し、ことに最近では、丹波市のことを単に「丹波」と称されることが多く、そのため、今では「丹波」が、篠山市を含めた「丹波地域」を指すのか、あるいは丹波市を指すのか、曖昧で、不明確になりつつあります。

 そのため、11月7日、丹波市役所にて辻市長に、今後は、丹波市のみを指す時や、丹波市の特産品、観光などの紹介をする時は、単に「丹波」ではなく、「丹波市」と表して頂くようお願いしました。

 また、11月8日の、報道各社にも、同じようにお願いしました。

 このお願いについては、篠山市とともに、篠山市商工会、丹波ささやま農協、丹波篠山観光協会も連名でお願いしました。

 下の写真を見て下さい。

左から黄色いもみじが描かれ愛しませ丹波と書かれたパンフレット、真ん中に丹波DEぐるめ、丹波ぶらり旅が載っている白い紙、右側に赤いもみじが写り、愛しませ丹波と書かれているパンフレットの写真

これは、丹波市の観光パンフレットです。大きく丹波とのみ表示されています。が、中は丹波市のことです。

2冊の大きさの違う市販の観光雑誌を、1冊の上にもう1冊を半分に曲げて置いている写真

これは、市販の観光雑誌です。「丹波エリア」「篠山エリア」などと、丹波と篠山が別々のように記載されています。

丹波・篠山の本とくるり丹波・篠山と言う2冊の市販の観光雑誌の表紙を斜めに重ねている写真

これは、市販の観光雑誌です。「丹波・篠山」との表紙になっており、丹波篠山というのは、丹波・篠山と誤解されてしまいそうです。

丹波づくしの、うまいもん。『話題の味覚』に出合う旅」との表題で、丹波黒大豆、丹波大納言小豆が紹介されている観光雑誌のページの写真

これは、市販の情報誌です。「特別企画 紅葉の丹波路へ 丹波づくしの、うまいもん。『話題の味覚』に出合う旅」との表題で、丹波黒大豆、丹波大納言小豆が紹介されていますが、その中身はというと、丹波市内のお店や商品、お寺ばかりがあがっています。

 このような状況が続けば、これからますます混乱することが心配です。

 丹波篠山は、丹波の国の篠山です。デカンショ節に「お国問われて 肩いからせて 俺は丹波の篠山だ」とある通りなのです。

 それが、丹波篠山は「丹波市」と「篠山市」であると誤解されたり、丹波・篠山とか、丹波と篠山が別々のエリアとして表示されるのは困ります。

 丹波市の方は「確かに、最近ゆるくなってきている」と認識されていました。

 なお、ある新聞では、私の写真を載せて頂き「不満をぶつける酒井市長」と書いてありましたが、ちょっと違います。私は何とか配慮をお願いしますとお願いしたのです。

 関係機関の方々への配慮をお願いしたいのです。