これからの社会基盤整備を考えるフォーラム(市長日記H25.12.11)

更新日:2020年03月24日

 兵庫県主催のフォーラムにパネリストとして参加しました。

 私は、

「今、篠山市の魅力の花が咲きつつあり、観光客や住みたい人も増えていますが、それは、農の都、きれいなまち、自然の命、文化の薫りなどの良さを先人が築かれたことに加えて、高速道路、JRの複線電化、生活環境の改善などの社会基盤が整ったことが大きな要因です。今や丹波篠山と言えば、『山奥』のイメージから『魅力いっぱいのおしゃれなまち』にと、高い評判です。

 しかし、今後は限られた財源のなかですので、適切な維持、交通危険箇所や通学道、防災対策など身のまわりの必要性の高い事業、そして、地域の風土、環境にあったものが望まれます。

 治水対策では、川の改修と並び、特に山が保水力を保つことが大切で、杉、ヒノキから広葉樹の森への転換が必要です。

 また、高齢化が進むため、路線バスやコミュニティバスなど、公共交通の確保が望まれます。

 篠山の魅力を守り、高めるためには、美しい篠山らしさのため、景観、広告物、土地利用計画、そして自然環境、生物多様性などへの配慮が尽くされる技術を用いてほしい」

などの意見を述べました。

 篠山市の職員も多く参加しました。

 翌日、上田部長や梶村部長から「市長がいちばん良かった」と褒めてもらいました。

 丹波市の方も多かったので、最後に、「これからは丹波の時代です。丹波とは丹波市のことではありません。丹波市と篠山市のことです。」と、念のためちゃんと説明もしておきました。

兵庫県主催「今後の社会基盤整備を考える県民フォーラム」のパネリスト7名(市長も参加)と参加者の写真
フォーラムの全体の様子の写真