西紀ダム湛水式(市長日記H25.12.2)

更新日:2020年03月24日

 11月30日、紅葉に囲まれた栗柄の西紀ダム湛水式が行われました。

 栗柄から丹波市春日町を経て由良川に注ぐ滝の尻川を堰き止める西紀ダムは、洪水調整や西紀中簡易水道区域の水源確保を目的とした多目的ダムとして平成6年から建設に着手したもので、湛水式は堰堤の排水路を閉め、水を貯め始める記念すべき式です。

 今後、ダムが満水になりますと、取水ゲートや各種計測機器の稼働状況、水質検査などを行い、栗柄浄水場で作られた日量1,000トンの豊富な水道水が西紀中地区や西紀南地区に配水されることになります。

 西紀ダムの完成は、洪水被害を防ぐと共に夏場の渇水期や水不足が解消され安全・安心の配水体制が整いますので、一日も早い完成が待ち望まれるところです。

湛水式が行われる前の水の入っていない西紀ダムの様子の写真
両脇には山々が連なっており、その間には水が貯まる予定の土地の底が見えている様子の写真
紅白のリボンが巻かれたボタンが机の上に5台設置されており、市長や関係者が一斉に白い手袋を付けた右手で、ボタンを押している様子の写真
ダムの壁に階段のようなものが作られており、作業員が青い四角い取水ゲートをクレーンのロープで持ち上げているのを確認しながら補佐している様子の写真
紅白の横断幕で覆われた舞台の上で、西紀ダム湛水式の金色のくす玉が割れて、関係者が手を叩いている様子の写真