コミュニティ・スクールとは(市長日記H25.2.2)

更新日:2020年03月24日

平成25年2月2日(土曜日)

 先日、篠山市議会青藍会(代表 吉田 浩明さん)の主催で「地域とともにある学校づくり」と題し、公開勉強会が開かれ、コミュニティスクールについて、講演をされました。

 コミュニティスクールとは、学校運営を学校だけに任さず、「学校運営協議会」を設けて、保護者や地域の住民が、学校運営や教育活動について意見を述べ、参画する仕組みです。

 地域全体で子どもを育てようとする気運が高まったり、学校へ協力する姿が見られるようになる、保護者からの学校への苦情が提案や相談に変化する、地域の行事に参加する子どもが増えるなどの成果も報告され、全国的な取り組みがすすめられているとのことです。

 またシニアスクールと言って、高齢者が同じ学校で学び、子どもたちとふれあい交流することの成果のお話をうかがいました。

 講師の先生は、かつて大変荒れた学校に勤務されていましたが、愛情を持って心を通い合わせる教育にとことん挑む教師たちと出会ったこと、しかし絶対に教師暴力は許さず、あれば即、警察に通報し、その姿勢を貫くこと、の体験も語られました。

 やっぱり、愛情とけじめだと感じました。

 市内の多くの教育関係者、保護者、地域の方が、真剣に耳を傾けておられました。