篠山楽農スクール閉校式(市長日記H25.2.17)

更新日:2020年03月24日

平成25年2月17日(日曜日)

 平成24年5月26日に開校しました「篠山楽農スクール」が、平成25年2月16日をもって閉校しました。本スクールは、新規就農者や農業後継者で現在又は将来出荷・販売を目指す方を対象にしており、今年は24名の方に参加いただきました。家の農業を継ごうという人、定年を迎え新たに農業に取り組もうという人、篠山に来られて農業を始めたいという人などが、熱心に参加されました。

 この日は、「農産物の付加価値化(6次産業化)」について講義がありました。

 篠山の農家は県下で一番熱心で良い農作物を作るのですが、残念ながら篠山人はこれを高く売ったり、加工したりすることは得意ではありません。

 6次産業というと、何か篠山市に大きな加工場を作ってと誤解しがちですが、実は個々の農家やグループで少しずつ加工や販売に手を加えると、もっと価値があがりますよというお話で市内の農家に広がっていければと思います。

 また、最後に受講生から「よい勉強をさせて頂いた。これから頑張りたい」「受講生同志、また、市職員とこれからも連携をとっていきたい」とのお話をされました。

 ぜひ、農都篠山市の中心としてご活躍をお祈りします。

農業を始めたいという人が熱心に説明をスクリーンで受けている写真