権利擁護市民フォーラム(市長日記H25.2.23)

更新日:2020年03月24日

平成25年2月23日(土曜日)

 今年で3回目となる「権利擁護市民フォーラム」が開催されました。

 今年のテーマは「ネット話(ワ)ークが支援の輪!~支え合い(愛)が権利を守る~」ということで、高齢者や障がい者等を見守るネットワークづくりが、これからの社会には必要不可欠であることを、報告・啓発劇・講演を通じて市民の皆さんに発信させていただきました。

 特に、私も少し出演した啓発劇では、社会福祉協議会・地域包括支援センター・市地域福祉課の各職員が、「権利擁護」という難しい言葉を分かりやすく市民の皆様にお伝えしようと、熱く演じている姿に感動しました。

 3月1日(金曜日)には、篠山市高齢者・障がい者等見守るネットワーク事業「ささやまマメに見守り隊」がスタートします。

希薄化している社会において、家族や地域による見守りに加えて、食材配達店や新聞販売店等の協力事業者による見守りの輪を広げていき、生活、生命や財産等を守っていこうとするものです。

 皆さんの地域で、何か気付いたことや心配なことがありましたら、市のふくし総合相談窓口(電話番号554-2511)に連絡してください。

啓発劇のあらすじ

 市内のとあるサロンで地域の方々が集まって、佐藤家のことについて話しています。

 80歳になった佐藤さんは現在2人暮らし。夫が亡くなってから看護師として働きながら、一人息子の一男を育ててきました。46歳になる一男は、若い時から定職に就けず、人と話すのが苦手。だまされることも多く、佐藤さんはそんな息子を守るため大切に育ててきました。そんな佐藤さんの最近の言動は、認知症ではないかと思われることも多く、地域の人たちは心配するものの、当の本人は、かまって欲しくない様子。

 気になるけど、「ほっといて」という佐藤さんや、一人暮らしで認知症の前田じいさんのことを、何とかしなければと思う地域の方々は、自分たちは何をすべきかを考え、一致団結して立ち上がる…。

杖を突いて立っている高齢の男性が女性と話しているのを市長が横で見ている様子を観客が見ている写真
舞台の上の長机に座っている男性3名とお盆を持ってお茶を配ろうとしている割烹着姿の女性の写真
観客が劇を見て笑っている写真
舞台の上でパイプ椅子に腰かけた男性と帽子を被った男性がソファーに腰かけて話をしている写真
舞台の上で男性2名が椅子に座って話している様子を手話通訳している女性とその横に女性1名が立っている写真
舞台の上に劇の出演者が並んでおり、舞台下でマイクで女性が話しているのを手話通訳している女性と横で立っている女性の写真