高橋勝記念館・三宅剣龍美術館竣工(市長日記H25.4.9)

更新日:2021年09月16日

 高橋 勝さん(87才 向井)が大きな私財を投じて、高橋 勝記念館と義兄にあたる三宅 剣龍先生(95才 篠山市出身の書道家 東京在住)の美術館を開設されました。

資料館は2階建で、1階は高橋さんが航空士官学校時代に使用された教科書や将校の制服、高橋家に伝わる農機具などが展示され、2階は、三宅 剣龍先生の作品300点が並んでいます。

高橋さんは、戦闘機に乗り、戦後はシベリアに抑留、その後篠山に帰り、農協に勤め、老人会長など活躍されました。

 また、三宅先生は、日本を代表する書道家で、日展入選されたり、平成17年には篠山市初の市民栄誉賞も受賞されています。

この建物の立派さとお二人の生き様、今なお、益々お元気なお姿に感銘しました。

戦争体験や昔の農業や暮らしぶりもうかがえます。

高橋さんは「人生の総仕上げ、東部の活性化にもつなげたい。」三宅先生は「高橋さんは私財を投げ打って建設された。篠山からは立派な軍人がでたが、高橋さんも偉人だ。うれしくて4、5日寝られなかった。」などとお話しされました。

開館時間は、4月~11月が午前9時~午後5時、12月~3月が午前10時~午後4時。入館料は大人500円、小人30円。月曜日休館。お問い合わせ079-557-0202。

市長と男性4名が白い手袋をして、テープカットをしている写真
高橋 勝さんが、両手を体の前にかさね、立っている写真

高橋 勝さん

三宅 剣龍先生が、左手を机の上に添え、立って発言している写真

三宅 剣龍先生

美術館の中のショーケースの中に陶器のようなものが飾られ、その奥に3名の男性が立っている写真
ショーケースの中に飾られている写真と、書物の写真
壁に掛けられた13もの作品を引きで撮っている写真
飾られた6つの作品とその前に置かれた花瓶に入った花の写真
壁に掛けられた漢字のようなような大きい5つの作品
ショーケースの中に飾られた、高橋さんが航空士官学校時代に使用された将校の制服昔の洋服や鞄、帽子の写真
ショーケースの中の額に入った賞状の写真
資料館の入り口と資料館の左側が写っている外観写真