第1回「福の住むまち交流会」(市長日記H25.4.12)

第1回「福の住むまち交流会」が4月9日、福住コミュニティーセンターで開催されました。初めは、この時期なのでお花見の交流会かなと思っていましたが、何の、福住に新たに移り住んだ人たちと、地元の皆さんとの親交を深め、新しい出会い、新しい発見を得ていただこうと、福住地区まちづくり協議会（山取武会長）が初めて企画されたものでした。

この日の参加者は、新たに福住に移住された方約10名を含む60名あまり。グループに分かれ参加者全員が自己紹介をすませたあと、一般社団法人「ノオト」の金野幸雄代表理事が空き家活用に積極的に取り組み、成果を上げている福住の「魅力」や「課題」について紹介されました。そして、いよいよ交流パーティーに。名刺を交わしながら、また、福住の魅力とこれからビジョンを語り合いながら、実に有意義な時間を過ごすことができました。それと、地元で採れた山菜の天ぷらや豚汁も絶品でした…。

福住の元気の源は、やっぱり地域を動かす人の力であることを、ひしひしと実感することができた1日でもありました。

本当に福住は、大きく活性化しつつあります。

ここで、最近、福住に移住され、この交流会に参加されていた方をご紹介したいと思います。

1．藤井 宏子さん

 古民家ゲストハウス「やなぎ」（福住下）をご主人とともに経営されています。宏子さんは福島県、ご主人は山口県の出身ですが、篠山の地が気に入り移住してきたとのことでした。

2．兼井昌二さんご夫妻

 イタリアンレストラン「トラットリア・アル・ラグー」（福住下）を経営。店名の意味は、煮込み料理を主とした大衆食堂。もともとは、神戸市東灘区でエスプレッソの専門店を経営されていたとのことでした。

3．織田 信吾さん

 JA丹波ささやま倉庫跡地（福住中）を借用し自社のスピーカーを保管。大阪からの流通も便利で重宝しているとのことでした。

4．関野 亮さんご夫婦

 JA丹波ささやま倉庫跡地（福住中）を改装し、ガラス工房「SORTE GLASS」をオープンされています。お二人ともアーティストで、近く篠山市内で個展も開催。大阪府から家族そろって移住されてきました。

5．竹内 照尚さん

 歴史ある民具や古家具・古建具等の調査や修理工房を運営される竹内さん。JA丹波ささやま倉庫跡地（福住中）を改装し、木工クラフトの展示などもされています。

6．安達 鷹也さん

 大阪府出身の安達さん。現在改修中ですが、改修が整い次第、焼鳥や地酒をあつかう日本酒バーを福住上でオープンされるとのことです。また、田舎暮らし体験住宅「わだ家」（福住下）の管理もされるとのことでした。

7．初島 広治さん

 神戸市出身の初島さん。自身の専門性を生かし、現在、特別養護老人ホーム「山ゆりホーム」にお勤めとのことでした。

8．柿木 俊輔さん

 柿木さんの肩書きは「オオサンショウウオ研究科」。自身がお住まいの地域の隣が「安口」で、「あんこう」は「オオサンショウウオ」の呼び名でもあることから、何か宿命のようなものを感じると話されていました。

9．飯田 武志さん

 田舎暮らしを求め、大阪府から奥さんと移住。「ポットン便所を水洗便所にリフォームすることを条件に奥さんの同意を得た」というこぼれ話も聞かせていただきました。

10．松山直樹さん

 長崎県出身の松山さんは、全国を転々とした後、5年前に篠山の地に。鍼灸整骨院を営みながら、昨年度は福住小学校のPTA役員もするなど、すっかり地域にとけ込んでおられます。