中国の大連市を訪問(市長日記H25.5.10)

更新日:2020年03月24日

 篠山市から9名が中国の大連市を訪問しました(5月6日~9日)

 隅田 雅春議員を団長として大上副議長、森本、小畠市議会議員、元学校長の青木さんと松本さん、それに古杉さんに篠山市から植村総務部長と上田政策部長が参加しました。

 篠山市と大連市の交流は、隅田さんがご縁あって、交流協会を立ち上げ、積極的に市民の中に拡げてこられました。今回、日中の関係は大変緊張した中ではありましたが、草の根交流として大きな成功を収めたといえます。

 大連市(人口600万人)は中国の中でも日本との関係は深く、親日的だといわれています。国内では金沢市が友好都市を結び積極的に交流を進めておられます。

 一行は、遼寧師範大学、大連市四十八高級中学(日本の高校を含む)、長春路小学校、大連工業大学を訪れ、高校の日本語教育、小学校の英語教育など教育の現場を視察しました。 授業における創造的な取り組みや教える側、教えられる側の熱心な姿勢は学ぶべきものがたくさんありました。最後の大連工業大学では大学生30名の講義では総務部長が臨時講師を務め、篠山市の概要について話をしました。

 非常に難しい時期にも関わらず、また、実際に大連市側ではいろいろなやりとりとご苦労があったようですが、大連市の万全の受け入れがあり、スケジュールを完全にこなすことができました。大連市中日教育文化交流協会の趙亜平会長、大連工業大学の劉愛君教授の尽力があり、当地では王洪俊副市長とも会見を持つなど異例の扱いがあったと聞きます。

 日本と中国の関係は、今は山あり谷ありの状態ですが、歴史的には非常に永く、深いつながりがあります。人と人とのつながり、こういった草の根の交流が未来に向かっても続く友好の支えになると思います。

広場に人がぽつぽつといて、後ろに超高層ビルが並んでいる写真

超高層ビル建設ラッシュの大連市内

長春路小学校の生徒が並び開脚し、股の間にバスケットボールを置いている写真

長春路小学校を訪問

先生が前に立ち、大連市の中学校の生徒が授業の様子を後ろから見た写真

大連市の中学校を訪問

男女8人が座りその中の女性が手を組み話をしている懇談の写真

大連工業大学教授と懇談

男女9人が座り、男性の話を聞いている写真

遼寧師範大学国際教育学院副院長と懇談

料理が並べられ女性が立っていて、スーツの男性3人が食事をしている写真

王洪俊大大連副市長と懇談

黄色のジャケットにブローチを付けた女性が、大連市副議長に丹波焼を贈呈している写真

大連市副議長に丹波焼を贈呈