子宮頸がん予防ワクチン(市長日記H25.6.19)

更新日:2020年03月24日

 先日、6月12日の市議会の質問で、奥土居議員から子宮頸がんワクチンの副反応の指摘があり、その時には篠山市内で副反応の報告は無かったのですが、翌日に、それと思われるケースがあるとの報告があり、さらに6月15日付の朝刊で、国がこのワクチンの勧奨を一時控えるとの報道がありました。

 子宮頸がんとは、子宮の入り口付近にできるがんのことで、最近20~30歳代の若い女性に多く発症しています。

 性的交わりを経験する前の10代前半でワクチン接種をしておけば、感染を防げる(国では70%のウイルスに効き目があると言われます)ことから、今年の4月から国が定期接種に指定したばかりです。

 国内では、これまでに300万人以上が接種を受け、約2,000件の副作用が報告され、症状は痛みやしびれ、けいれんなどとされますが、ワクチンの成分によるものか、針を刺すことによるものか、不明なところもあり、また、中には自力で歩けなくなった人もいるとのことです。

 市としては、市民の皆さんに、積極的な勧奨はせず、また副反応の報告例のあることなどをお知らせしなければならないと考えています。

 保護者は、子どもに受けさせたら良いのかどうか判断しにくくなりますが、選択して頂かなければ仕方ありません。

 国の適格な調査、検討をお願いします。