平成25年度日本デカンショ節大賞(市長日記H25.8.13)

更新日:2020年03月24日

 今年もデカンショ節に合わせて歌える歌詞を全国公募したところ、市内外の106人から計261点の応募がありました。たくさんのご応募ありがとうございました。

 大賞には、篠山出身の酒井 修さん(神戸市)のふるさと篠山を思う歌詞が選ばれました。

 酒井さんは、「デカンショ節を唄うとふるさと篠山を思い出す。篠山への懐かしい気持ちを書くと、すっと歌詞ができました。」と、感激で言葉をつまらせながらお話しされました。

 そうなんです。私も一時期、篠山を離れて暮らしましたが、丹波篠山出身と言うと、「デカンショ節を唄え」と言われ、よく唄いました。

 そして、それだけで良い人と思って頂けるのです。

 このような、出身者がふるさと篠山を、懐かしく恋しく思う歌詞は今までありませんでしたので、大賞に選ばれました。

 ほかにも「ゆかりのまち特別賞」や「こども特別賞」など計7作品が選ばれ、15日・16日に開催されるデカンショ祭のヤグラ総踊りで披露されます。

大賞

「遠く離れてデカンショ唄う 丹波篠山おらが郷」 神戸市・酒井 修

作者コメント

篠山出身と云う事でよくデカンショ節を唄わされます。皆さんの手拍子で有頂天。やっぱりおらが篠山は最高です。

胸章リボンをつけた酒井 修さんが、市長からまるいプレート受け取っている写真
酒井 修さんが、印字されたプレートを持ち立っている写真

優秀賞

「あの娘可愛いや やぐらの上で 祭踊りに一目惚」 篠山市・辻田 積男

作者コメント

若い人の参画でデカンショ祭を盛り上げていきたい

胸章リボンをつけ黄色いシャツを着た辻田 積男さんが、まるいプレートを持っている写真

「丹波ささ山みたけの山に みごと咲いたよクリンソウ」 篠山市・佐古田 正明

作者コメント

御岳山に登山の途中に水呑場があります。そこを左に入って行くと昔の話の中で寺屋敷跡があり、そこに一面にクリンソウの花が咲いていました。登って初めて見られる光景でした。すばらしかったです。

胸章リボンをつけスーツを着た佐古田 正明さんが、まるいプレートを持っている写真

「櫓囲んでデカンショ踊り 濠にうつるは大書院」篠山市・御崎 忠義

作者コメント

市役所側から眺めて、巨大櫓と、周りの踊りの輪と、濠にうつる大書院とのコントラストを頭に描いたもの。夜の、提灯の明かりに浮かぶ大櫓と、ライトアップされた大書院も、美しい。

水色のポロシャツに胸章リボンをつけた御崎 忠義さんが、まるいプレートを持っている写真

ゆかりのまち特別賞

「デカンショデカンショと踊りの波が 夕日桟橋館山に」 千葉県館山市・並木 幹夫

作者コメント

毎年、8月の祭りの時期になると、デカンショ節の遠きふるさと館山にも、小粋な一節が波に乗って夕日桟橋までやってきます。

こども特別賞

「デカンショデカンショのおはやし聞けば 心ウキウキおどり出す」西紀小学校4年生・岸田 奈侑

作者コメント

デカンショ祭りには行ったことがないけれど、音楽を聞いたとき、ウキウキしておどりたくなりました。

胸章リボンをつけた岸田 奈侑さんが、豚の絵が描かれた白いマグカップを持っている写真

「たんばささやまみどりがゆたか そとでさえずるとりのこえ」 西紀小学校4年生・内藤 心深

作者コメント

学校でも鳴いている鳥を見て思いついて書きました。

胸章リボンをつけたワンピースを着た内藤 心深さんが黒いマグカップを持っている写真
浴衣を着た男性が、紙を片手に歌っている姿を椅子に座りながら鑑賞している受賞者の写真
受賞者と関係者、ゆるキャラのまるいのとデカボーの集合写真