他山の石とせよ(市長日記H26.1.24)

お隣の丹波市で不祥事が続いている。

 昨年の不正な事務処理に続き、今年に入って、消防本部の物品不正購入、水道部の水管検査結果の隠ぺいが続き、市民の落胆も大きいと思います。

 打たれ強いと言われている辻市長さんですが、その心情をお察し申しあげたい。

 それぞれの不正な行為が許されないことはもちろんですが、それを知った消防長なり、水道部長が、市長に報告していなかったことも、同じく許しがたいと思います。

それは市民への裏切りです。

私なら、もう信頼できなくなってしまいます。

大切なことや、特に良くないことは、すぐ上司に、そして市長に報告し、ただちに公表したうえ、きちんとした対応をしなければなりません。

市役所の仕事は市役所のためにしているのではありません。

すべて市民のためなのですから。

 篠山市では、徹底した情報公開、そして市民に信頼され、親しまれる市役所づくりを進めます。

 丹波市のことを、我が事としても捉え、他山の石としなければなりません。各部長に、そして職員にそう伝えました。