世界の皆さん ざいちぇん(再見)(市長日記H26.10.2)

更新日:2020年03月24日

(一昨日、昨日に続いています)

今回の成都市での会議に出席されていた日本国内の都市は、既に加盟されている神戸市(デザイン)、金沢市(クラフト&フォークアート)、札幌市(メディアアーツ)、名古屋市(デザイン)です。
また、篠山市と同じく登録申請中の都市は、浜松市(音楽)、新潟市(食文化)、鶴岡市(食文化)です。これらは既に3年以上かけられており、特に鶴岡市は市議会からも多く参加されるなど、力が入っていました。

篠山市は「農都宣言」をしているとおり、「食文化」の部門が一番合っているのですが、既に新潟市と鶴岡市がこの部門で申請中ですので、「クラフト、フォークアート」部門としました。丹波焼、小京都といわれるまちなみや集落を支える建築、日本の農村を代表する文化、祭礼、自然環境などをPRします。

なお、この部門で加盟されているサンタフェ(アメリカ)は歴史的なまちなみが残り、ここに多くの芸術家が移り住んでいます。
イチョン(韓国)は都市と農村がバランスよく発展した都・農複合型都市で、国宝級のお米と利川陶磁器が有名なまちです。
また、この部門で現在申請中の景徳鎮(中国)も参加されていましたが、ここは古来より陶磁器の生産地として有名で、世界最古の陶磁器のまちとのPRをされていました。

では、今後篠山市はどうすれば良いか。
今年の11月に登録が認められるかについては、1回で通ればもちろん大変ありがたいのですが、通常は年数がかかっており、今回の会議でも一定の準備期間が必要だと言われていることから、やはり時間がかかるのではと思われます。
では、これから何をしていくかについては、魅力的なまちづくりはもちろんのこと、陶器まつり、河原町アートフェスティバルなどクラフトに結びつく事業を継続し、PRしていくこと、そして、今回の会議でクラフトフォークアート部門の各国とのつながりができましたので、交流連携を続けることです。

最後に、日本の国は、中国、韓国と領土のことでもめたりしていますが、やっぱり兄弟のような国です。
何と言っても、顔が同じです。
アメリカ・ヨーロッパのようにホリが深くありません。のっぺりしているところが、同じに見えました。

再見(ざいちぇん)!(日本語で、さようなら、又会いましょう)

ユネスコ創造都市ネットワーク会議の会場でイチョン(韓国)の皆さんと酒井市長が横一列に並んで立っている写真

イチョン(韓国)の皆さんと

屋外の看板の前に並んで立っている酒井市長と韓国、光州市の6名の写真

韓国、光州市の方と