篠山楽農スクール(市長日記H26.10.30)

更新日:2020年03月24日

平成26年5月に開校した「篠山楽農スクール」は、10月29日に、全5回の講座を終え、閉校式を迎えました。このスクールは、新規就農者や農業後継者を対象に、水稲・黒大豆・山の芋を中心とした農業の基礎を学ぶことができる講座を開いています。本年度は、希望あふれる25名の方が受講されました。篠山以外では寝屋川市や京丹波町、加古川市からの受講生もあり、農都篠山で農業を始めたいとの思いから参加されたと聞き、頼もしく感じました。

最終日となったこの日は、良い土を作るために必要な肥料の使い方と、うすいえんどうの基本的な栽培管理について、参加された皆さんは熱心に講義を聞かれ、質問されていました。

また、受講生からの感想・意気込みの発表では、「良い勉強になった。来年は新たな作物の栽培に挑戦したい。」「農業一本で食べていこうというきっかけになった。」と意欲的なお話を頂きました。

国の制度では経営規模が大きい農家への支援が進められていますが、自然を生かし、食の安全と安心を育む「農都篠山」では、各地域で特産物を栽培されている農家の果たす役割も大きいものだと考えています。

今後、受講生の皆さんが、各地域の担い手となることは、「農都篠山」を支える大きな力となると思われます。ご活躍を心から願っております。頑張って下さい。

白い平たい皿にに入っている米を直接触って凝視している男性参加者3名の写真
白い平たい皿の上にのっている米を触って凝視している男性2名の写真
薄緑色の作業着を着ている女性が前に立って説明している講義を熱心に聞いている参加者の後ろ姿の写真
実際に農業をされている方の畑まで出向き話を熱心に聞いている参加者の写真
「篠山楽農スクール」閉校式で壇上にて参加者を前に話しをしている市長の写真