財政収支見通し 1年早く黒字化へ(市長日記H26.10.23)

更新日:2020年03月24日

財政の収支見通しを発表しました。
平成20年度に篠山再生計画を策定し、事務事業や補助金の見直しなど140項目について行財政改革を進めてきました。職員数や議員定数の他、篠山チルドレンズミュージアムや西紀運動公園の運営などを見直し、昨年度は平成19年度決算に比べて15億3千万円を削減することができました。

また、全国的に合併した自治体が、交付税の一本算定により、厳しい財政に陥っていることから(篠山市の場合は、合併後10年後に国からの交付されるお金が4町分から1市分となることから、約18億円の減額となります)、国において、その減額幅を約2分の1に緩和しようとされています。
そのため、篠山市においても、国からの交付金がこれまでの見通しに比べて、本年度は2億円1千万円、平成27年度は4億1千万円、平成28年度以降は6億2千万円の増を見込みました。
このことにより、財政収支のバランスがプラスになるのが昨年度の収支見通しより、1年早い平成31年度となる見込みとなります。

財政状況はようやく赤信号から黄信号になったところですが、引き続き篠山再生計画を着実に進めていきます。