丹波黒豆、世界へ進出(市長日記H26.10.31)

更新日:2020年03月24日

健康的で、美味しい日本食ブームが世界で起きており、世界の旅行者が食べたい料理ランキングでも日本食は、イタリア、フランス料理に続き第3位に選ばれています。

神戸新聞の記事によると、その中でも、近年、枝豆が、「EDAMAME」の和名で、欧米でも注目されはじめているようです。
そこで今回、兵庫県から篠山特産の丹波黒の枝豆が、中東ドバイへ試験的に輸出されることが決まりました。
これを機に、枝豆が世界中で人気の食べ物となってほしいと願います。
なかでも、丹波篠山黒枝豆は、世界一大きな枝豆と言われる程で、他産地品との違いを感じることができます。
世界の皆さんに篠山特産の黒枝豆を食べて頂き、篠山市をPRしていければと、期待しています。

(以下、神戸新聞の記事を引用しています。)

10月28日付 神戸新聞1面

丹波の黒豆 世界へ 神戸牛に続け!
ドバイに試験輸出 健康志向、海外で枝豆人気

 兵庫県は27日、篠山特産の高級黒豆「丹波黒」の枝豆を、アラブ首長国連
邦(UAE)のドバイに向け初めて試験輸出すると発表した。枝豆は健康志向
の高まりから「EDAMAME」の和名で、欧米で人気が高まっている。オイ
ルマネーで潤う中東・ドバイの富裕層に売り込み、本格輸出につなげたい考
え。
 現地の最高級ホテル「ラッフルズドバイ」内の日本料理店に提供。農産物の
輸出に力を入れる県とJAあわじ島が「淡路島たまねぎ」を試験輸出するにあ
たり、店側から「丹波黒の枝豆もぜひ」と注文があった。
 今回、丹波黒と改良品種の「茶(ちゃ)っころ姫」を10キロずつ冷凍で空
輸する。日本貿易振興機構(ジェトロ、東京)によると、枝豆はドバイでも既
に日本食店などで広がりつつある。海外では中国産、台湾産が多く出回ってい
るとされ、県消費流通課は「粒が大きくこくがあり、もっちりとした食感の丹
波黒と他産地品との違いを知ってもらいたい」とする。
 試験輸出に合わせて、但馬の「コウノトリ育むお米」、神戸市西区の太秋(たいしゅう)柿、明石のタイやタコ―も10~20キロずつ送り、兵庫産食
材を提案する。日本料理店では11月1日から4日間、兵庫産食材を使った料
理を提供、県などは利用客にアンケートして本格輸出や品目拡大への課題を探
る。
 兵庫県産の農産物は神戸ビーフが欧米やアジアに、淡路島たまねぎや明石だ
こ、淡路島ポーク、イチジクが香港を中心に輸出されている。